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皆様:
前回のヴィッラピッロのレポート時に少し触れています「イゾーレ エ オレーナ」でのの試飲を報告させて頂きます。ヴィッラピッロの担当者がイゾーレのオーナーであるパオロ・デ・マルキ氏の非常に仲の良い友人なので、昼食を取った後にイゾーレまで連れて行ってくれました。丁度、イスラエルの新聞記者が取材に来ており、シラーのテイスティングをしていましたので、一緒にテイスティングをさせて貰えた訳です。ワインは以下の通りです。
- コレチオーネ ディ マルキのシャルドネ98
- キャンティクラシコ98
- ヴィッラピッロ シラー97(ガンベロで3グラス)
- コレチオーネ ディ マルキのシラー97
- シラー96 /94/93/91/88
- コレチオーネ ディ マルキのカベルネソービニョン97
- ヴィンサント94
今思い出しても頭がクラクラしてくるような素晴らしいワインでした。簡単に感想を少し記しておきます。
・シャルドネ98
非常に濃い目のトスカーナのシャルドネでかなり辛口。全体的にはまとまっていて美味しかったです。
・キャンティクラシコ98
ボディはあまり強くなく若々しい感じ。シラーを少し入れているのでキャンクラとしては新しいスタイル。このキャンクラ98は並の出来栄えでしょう。
・ピッロのシラー97
非常に濃い色で、香りにシラーの特徴的な物が有る。マルキ氏の話でも素晴らしいシラーとの事。ピッロの有るガンバッシと言う場所は同じシラーを作ってもフランスに近い味が出ているそうです。イゾーレのシラーは全然違う味わいですが。
・シラー97
これはまだフレッシュな果実味が有り、口に含むとタンニンと果実の甘さをよく感じる。バランスが非常に良く繊細。ピッロのシラーに比べると力強さは無いが上品である。かなり好きな感じ。
・シラー96
最初はかなり臭みを伴っており苦味が先に来る。バランスが少し悪くまだまとまっていない様子。2時間くらいしてから臭みが抜け果実香が素晴らしくなった。
・シラー94
澱が凄くかなり濁っていた。これはデカンタして時間を置かなければいけません。96と同様の臭み有り、しかし口に含むと不思議と甘味が多く有る。鉄分などのミネラル感が豊か。これも2時間後に抜群。
・シラー93
94よりも澱は少なく、臭みも無い。凝縮感が凄くバランスが素晴らしい。今までは一番好きなワイン。酸もまだ高くまだまだ先が長そうと言う一致した意見。
・シラー91
澱は殆ど無く、そのままに近く熟成感が全く無い。熟成香は少し感じられ、かなり複雑な。森の中の木々やハーブ系の匂い、動物臭もあり。
・シラー88
澱が少し、淵に少し熟成したガーネット色。91と同様に素晴らしくかつ複雑な香り、果実香と共にスペックを切ったときの肉の匂い。酸も十分に高いので熟成途中と一致。
ここイゾーレのシラーは、シラー特有の葡萄の臭み(らしい)が少し瓶熟をさせると出てくると言われた。シラーの特徴と言われる「胡椒」的な香りは全く無く、マルキ氏もそれがここの特徴で有ると言っていた。これがテロワールと言う事でしょうか。
・カベルネソービニョン97
凄い果実香(香水系)が有り、タンニンはパワー全開。しかし甘味が有り口に含むとマイルドさも感じる。余韻に少し苦味が有り。既にワインからは何故か動物臭が感じられ、この先どう変わっていくか非常に楽しみ。ここのカベルネは美味い!!
・ヴィンサント94
実は昼食でイゾーレのヴィンサント93を味わっていたのですが、色が少し薄く、葡萄の凝縮感が今一つでヴィンサントとしては並の物だった。しかし、この94は全くの別物。素晴らしいヴィンサントで、カッキアーノと同じレベルで出来ている様子。今年の中盤からのリリースだそうで、それが待ち遠しい位の出来栄えでした。
マルキ氏はとても誠実な感じの人でどんな質問にも真剣に答えてくれます。この日はモンテスクダイオに帰ったのが午後11時でした。毎日これでは体が持ちましぇん!!
それでは、又。
Dolce
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