4/17アルチゴーラの試飲会

  

すこし変わった話題を報告させていただきます。 4月14日の夜、アルチゴーラ&スローフード(ガンベロロッソを出版している)主催の試飲会に出席しました。僕と妻、そして丁度僕達の家に泊まりに来ていたT本店のソムリエN氏の3人で出席しました。 この会は「I NUOVI VINI DELLE COLLINE PISANE」と題された、今まであまり注目を浴びていないピサ地方のワインの中で、特に品質の高いワインを7種類選んでのブラインドテイスティングでした。 僕は個人的にピサ地方のワインを以前から注目しておりよく皆様にも紹介していますが、ヴィニタリーでも味わったバディア ディ モローナのワインも勿論入っていました。テイスティングしたワインリストは次の通りです。

  

・ナンティア97=カベルネS・サンジョベ・メルロ 
(バディア ディ モローナ)

・ヴィニャアルタ97=サンジョベグロッソ 
(バディア ディ モローナ)

・ナンブロ98=メルロ (テヌータ ディ ギッザーノ)

・ヴェネローゾ97=カベルネS・メルロ・サンジョベ 
(テヌータ ディ ギッザーノ)

・ノッテ98=メルロ・シラー (ヴィッラ ヴェストリ)

・カステラッチョロッソ97=サンジョベ・カベルネS 
(ファットリア ウッチェリエラ)

・ア シリオ98=サンジョベ・カベルネ・メルロ 
(サンジェルバジオ)

 

  

はじめに98年のワインをテイスティングです。ギッザーノのワインは既に日本にも入っていますから、この前のヴィンテージを飲まれた事がある方は多いかと思います。ナンブロは果実味と共にスパイシィさを感じました。かなり良く出来たメルロです。シリオは瓶詰したばかりという話でしたがまとまりが良く甘いフルーツを感じます。ノッテはまとまりが悪く始めは臭みの方が強く、時間をかけて試さなければなりませんでした。
98年のピサ地方の収穫はかなり良く、97年よりも良いところが多いのです。ワインはまだまだ若くあまりコメントをしても意味が無いような感じで、全てが瓶詰をしたばかりですが、タンニンは全体的にマイルドでどれも果実味が非常に豊かです。 97年の物も収穫が良かっただけに、どのワインもかなり濃い仕上がりになっています。しかし、この地方の特徴かタンニンは渋いよりも甘く感じ、今からでも十分に美味しく飲めると思います。モローナのワインは、2種類とも群を抜いていますが、驚いたのはカステラッチョ97の完成度です。今までこのワインはボディよりも香りの上品さが好きでしたが、97年は香りにボディが加わっており、ナンティア97に近い仕上がりを持っています。これは新発見でした。ヴェネローゾは既にバランスが取れていて良かったです。
司会者はスローフードのソムリエで、ガンベロロッソガイドでトスカーナ地方の3グラスの選定委員でもある方が担当していました。彼のコメントではヴィニャアルタ97が群を抜いて素晴らしく、葡萄はサンジョベ(グロッソ)を使っているので、もし何も情報が無ければ間違いなく最高品質のブルネッロのクリュワインを考えてしまうそうです。ブルネッロでこの品質のワインが出来ればかなり高い値段を付けられるとの事です。僕が大好きなナンティア97はまだまとまりが出来ていないので、あと3年は我慢してから飲むべきとの事でした。 やはりテーマが決まっているテイスティングは面白いですし、比較も十分に出来る感じがあります。 会場での画像をつけておきます。ワインは注がれた順番で、シリオ・ノッテ・ナンブロ・ヴィニャアルタ・ナンティア・ヴェネローゾ・カステラッチョの順です。画像が今一つですがお許しを。
それでは、又。

Dolce

 

 

  

 

4/17ボルゲリのエノテカを尋ねる

4/20ヴィッラピッロ

 

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