4/20 ヴィッラピッロ

  

今日は2回目のモンタルチーノでしたが、天気は久々に良かったです。 昨日はガンバッシテルメと言う場所に在る「ヴィッラピッロ」へ行ってきました。知っている方も多いと思いますが、ガンベロ2000でシラー97が3グラスを獲得した新しいワイナリーです。 少しワイナリーを説明しますと、ヴィッラピッロはガンバッシテルメに古くから有る別荘で、1700年代からこの場所でワインを売っている記録書が残っています。
今のオーナーはアメリカ人で1991年に購入しました。この辺りの土地をまとめて600ヘクタール買ったそうなので相当なお金持ちですね。 元々、ニューヨークでワイナリーを持っており、フランスのシャトー・コスデストゥルネルのオーナーの親友だそうです。よって葡萄の樹から葡萄のクローン、栽培技術、熟成用のバリック等、基本的な部分を全てコスデストゥルネルから提供を受けています。アメリカ人がフランスの技術を応用してイタリアでワインを作る、凄い事になっているワイナリーです!
又、イタリアでのワイン作りの指導者もこれが大物で、イゾーレ エ オレーナのパオロ デ マルキ氏なんです。彼からイタリアでの土地利用から葡萄栽培、醸造までのスーパーバイズを受けているのでワインのクオリティーが高いのは納得です。アンチフレンチの僕達でも安心のワインなのです!!デ マルキさん、本当にいい人!

  

ピッロのカンティーナで、もうすぐ出荷される98年物と、来年出荷される99年物のテイスティングでした。97年は本当に良い収穫で果実味とタンニンのバランスが素晴らしく、骨太な印象が有りました。基本的にはピッロのワインは、トスカーナでは比較的珍しく上品でバランスの良いワインを作る場所と言う認識の方が強いのですが。 98年物はやはり97年に比べると線が少し細い感じが有りました。でも97年よりも上品な果実香が顕著に(そして早く)感じられます。カベルネフランベースのヴィヴァルダイアというワインは、(決して青臭く無い)ハーブ系の香りが素晴らしく、余韻にホワイトチョコレートを思わせる甘さが口に残ります。個人的には一番好きなワインでした。 98年からカベルネソービニョンのリリースを止めてしまいますが、その他のクリュのメルロ・シラーは相変わらずの果実味バランスで、98年は香りが早く・よく出てくるので今飲んでも全然大丈夫です。ここのシラーは特有の臭みが全く感じられず(ピサやキャンティエリアのシラーは少し青臭さを感じるので)、テロワールの違いを実に良く感じられます。
実は同じ日の午後から、ピッロの担当者(この人はイゾーレのオーナーのパオロ デ マルキ氏と親友で昼食後に遊びに行った)とイゾーレ エ オレーナに行き、シラー(レレーモ)の凄い試飲をしてしまいました。この事は別途報告しますが。

 

  

99年はここ10年間で一番素晴らしい収穫が出来たそうです(97年よりも良い)。特にメルロが良かったらしく、単一畑物のメルロを特別に瓶詰を予定しているそうです。メルロ好きにはたまらないかもしれません。口に含んだだけで美味しいと感じるワインです。素晴らしいメルロに有る特徴的な香りですが、香水のようで且つ砂糖と共に煮詰めたプラムの様に甘い香りをこのクリュメルロは持っています。シラー99はさすがにバレルサンプルを瓶詰しただけなので臭みが残っていましたが、それが抜けると確かに97年よりもバランスが良く思えます。 これで皆様もピッロのワインが飲みたくなったでしょ?熟成させても美味しいのでぜひ試して下さいね。画像は古文書とコスデストゥルネルの樽です。 明日から泊まりでラッツィオへ行ってきます。美味しい白ワインを作っている所で、これも後日ですね。それでは、又。日本はもう朝ですね、僕は今から寝ます。おやすみなさい。

Dolce

 

PS 昨日、ピッロの人と昼食を取りました。ポッジボンシと言う町の「ラ・ガレリア」と言うリストランテです。厨房には日本人のスタッフが1人、頑張っていました。ここの魚料理は日本食に通じる所が有る位に素晴らしいクオリティでした。ワインの品揃えの方も超一流で、フレンチの結構な上物を置いてあります、そう言うイタレスは凄いんですよ。 ちなみに僕達(3人)が飲んだワインは、リトラッティのビアンコ97年とバロン デ エル(フランス物)の92年。念願のバロンエル、そのまんまグレープフルーツでした。驚いた!! そうそう、僕のドルチェはクランキャラメル(自家製)、松の実が沢山のっていた。どうだったかはお分かりですよね???

 

  

 

4/17アルチゴーラの試飲会

4/22イゾレ・エ・オレーナ

 

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